2017年07月31日

スタッフ送別会

週末に2年ちょっと働いてくれたスタッフの送別会を行いました。
アトリエ事務所という厳しい環境のもと、よくがんばってくれました。
ひと通り実務を学べ、これからというところなので、残念な思いはありますが、うちで学んだことを次の職場で活かして、社会に貢献してください。
ありがとう!おつかれさま!

お施主様を始め、構造事務所、工務店さん、造園屋さん、キッチン屋さんなどなど、至らぬスタッフを温かく育てて頂き、誠にありがとうございました。
この業界にいれば、また顔を合わすこともあると思いますので、今後とも面倒を見てやってください。

IMG_4333.JPG

送別会にはたくさんの人が駆けつけてくれました。
プレゼントはクラシノネさんのお茶碗。


20369827_1449941088419260_1458423978416130771_o.jpg

彼女の初担当物件
posted by moroe at 01:27| Comment(0) | 日記

2017年07月25日

母の墓

ル・コルビュジェやヴェンチューリ、あるいは身近な人だとワーク・キューブの吉元さんのように名作となる「母の家」はつくれませんでしたが、小さな「母の墓」を多少デザインしてつくりました。
墓は死者の家なので許してもらえるでしょうか。(墓開きは仏教ではお祝いらしい)

いわゆる洋風の横置きや何かをモチーフとしたデザイン墓ではなく、伝統的な和型をベースにプロポーションを微妙に調整し、石の配置などを変えました。
基本的に仏式ですが、日本は神仏習合ということもあり、石碑は神道式の細長い七寸角です。
上台や中台はそのまま重ねるのではなく、石碑を守るように囲んでいます。
囲いが開かれた部分で祈りを迎えるように、水鉢、納骨蓋、拝石が連続して並びます。
花立も個別につくるのではなく、中台の端部に穴を開けて兼用しました。

色は石碑と納骨蓋がインド産黒御影クンナム、それ以外が中国産御影石G654平和と中央を引き締めています。
また両隣の墓石がそれぞれに近い色なので、それらが混じり合い、周辺の「家」とも調和させています。
外画も中国産G623磨きと八事霊園という「街」に多い色を使っています。

仕事にかまけて、亡くなってから2年以上もかかってしまい、相変わらず馬鹿息子ですが、これでやっとひと区切りです。安らかにお眠りください。

「建築が芸術といえるのは墓だけだ」アドルフ・ロース

P6150006-1.jpg    003 DSC01473 Hiroshi Tanigawa.jpg

015 DSC01530 Hiroshi Tanigawa.jpg 019 DSC01540 Hiroshi Tanigawa.jpg
posted by moroe at 18:10| Comment(0) | 日記

2017年07月21日

名城大2年合同講評会

昨日は名城大2年の合同講評会でした。

名城大はひと学年140名程度いるので、4クラスに分け4人の先生で指導します。
クラスの中は治外法権(笑)なので、指導方法や進め方に多少違いがあります。
その違いは展示される優秀作品でわかりますが、言葉で伝えながら認識できる場があった方がいいのではと思い、去年から吉村真基さんクラスと2クラス合同の講評会を勝手に(いや一応、了承を得て)やらせて頂いていました。

今年は生田先生と向井さんのクラスも参加したいと言って頂いたので、4クラス合同で、50名程度の優秀作品に絞り、クラス内講評会とは別に行いました。
初めての試みでしたが、4人の先生の指導方針の違いがくっきり出てとても面白かったです。
反論あると思いますが、極論すると以下のような感じ。

生田先生:「成長する空間・場」というテーマに正面から取り組み、プログラムや空間構成、敷地分析、図面表現にも考慮したバランス型

向井先生:どんなにいいものをつくっても人に伝わらないと意味がないと徹底的に図面の描き方をした表現型

吉村先生:やっぱ建築は面白くなくっちゃと建築と学生の可能性を最大限に引き出した自由型(なぜか地下と浮遊する案が多い)

諸江:三角形で三辺の様相が違う特異な敷地にどう応答して、クリアな構成を導き出すかを重視した敷地型(テーマと図面表現は、、、)

学生にとっては、先生が絶対的なものではなく、建築は多面的で、最後は自分で考え、自分の言葉で表現しないといけないことが感じられたのではと思います。
僕にとっても学生の将来を左右する指導の重要さを改めて感じました。
見違えるように良くなっていく学生もいて、成長の手助けをできることが教員という職の喜びです。

IMG_4228.JPG IMG_4219.JPG

posted by moroe at 18:40| Comment(0) | 日記