2014年12月26日

OB会

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もう先々週のことになりますが、大学の研究室のOB会に行ってきました。
大学院は小林克弘研究室ですが、学部は藤木隆男研究室です。
ちなみに設計事務所も2つ渡り歩いていて片方はボスがパートナー制なので、恩師がたくさんいます...

飲みながら各自、スライドで近況報告をし、トリはもちろん藤木先生。
他の方と同様に近作説明などでしたが、最後のスライドはなんとアサリ!
アサリの柄の多様性と完結性には目を見張るものがあると。
あのゆっくりとした口調でゴーイングマイウェイな感じは風格があり、学生時代を思い出しました。

OB達も多岐にわたる活躍をしています。
先駆的な不動産業、リノベーション、まちづくり、海外進出などなど。
逆に建築しかつくっていない僕の方がマイノリティでした。
旧来型のモダンデザインに安住し、御用聞きのごとくデザインの自己複製をするのではなく、現代社会に入り込みどう批評的提案をするのか必死で、空間や形態は副次的なもののように感じました。

昨今、東海の建築が盛り上がってるなんて話もあったので、東京から見てどうなのか聞いてみました。
予想通りではありますが、彼らの視野には入っていないようです。
新築が多いことを羨ましがられたように、やはり東海はある意味、温い環境です。

とてもいい刺激を受けたので、彼らに見習って僕も建築の枠を超えた社会的活動に手を出す、
なんてことはせずに、藤木先生のマイウェイぶりを見習って「東海」で「建築」を極めたいと思います。
僕にとって建築はまだまだ学ぶべきことが多く、奥深いです。


ちなみに写真右端に写っているのは当時助手だった小栗先生。
なかなか顔を出してくれないので本当に久しぶりの再会です。
大学院で研究室を移ったにもかかわらず、研究室の活動とは別に、一緒に青森の美術館やヘルシンキの音楽センターなど実施コンペに取り組んでいました。
そのとき設計の基礎を教わった気がします。

今思えば自由な大学生活でした。
図書館地下の書庫にこもって雑誌のバックナンバーあさったり、いろいろなアトリエ(磯崎アトリエ、難波さん、北山恒さん、みかんぐみなど)にバイト行ったり。
それに比べると今の学生はイベントやプロジェクトに追われて忙しそうですね。
posted by moroe at 03:45| Comment(4) | 日記
この記事へのコメント
まったくだね。今の学生は追われていそがしそう。僕たちの学生時代は、まだまだとても恵まれていたように思う。それなりに追われていそがしかったけど。
Posted by うちだ at 2014年12月26日 10:12
内田さん、コメントありがとうございます。危うく見逃すところでした。
今思うと「ひとり無駄に悩む」のが学生の特権だったような気がします。社会に出ると悩んでいる暇ないですから。
今の学生はみんなと時間を共有しながら、ものやことをつくることを重視していますね。いいことですが、ひとりになったときに残るのは何かも大切だと思います。
Posted by 諸江 at 2014年12月26日 15:31
そう、ひとりで の時間がね。近代は、その一人を前提に出来ているとも考えられますがね。いまはひとりにめっぽう弱いように感じますね。でもそれが大勢化しつつあるのか。ひとりに強いお一人様もふえたし。そう遠くないテーマをかんじたよ。jt12月号の巻頭の4人の対談。おもしろかったよ。どことどう向き合ってゆくのか。
Posted by うちだ at 2014年12月26日 17:46
すみません、年明けて今コメント気づきました。
(コメントが入るとメールが届く機能とかないのかな)
jtは1月号の吉岡賞の対談ですかね。忘年会のネタになるように読んでますよ。
「どことどう」というのはメディアや賞、地域、流通など社会との対峙の仕方でしょうか。
住宅の仕事が多いとお施主さんや現場と向き合うことは多いですが、そこを超えたところに発信ができているのかがいつも悩ましいところです。
Posted by 諸江 at 2015年01月05日 02:16
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