2015年07月26日

JIA東海住宅建築賞

先週はJIA東海住宅建築賞の二次現地審査に実行委員撮影係として同行させて頂きました。
審査員の青木淳さん、堀部安嗣さん、長谷川豪さんとともに過ごした濃厚な二日間でした。
一次のパネル審査では主題や図式のクリアさや新しさが評価されましたが、現地審査ではクライアントの生活にどこまで迫れているのかが問われたように思います。

自分の設計活動に照らし合わせてみると、お施主様からいわゆるモダンデザインを求められることもよくあります。
しかし、それはメディアなどによって刷り込まれた憧れであって、普段の生活の延長線上にある生き生きとした暮らし方ではないのではないかと考えさせられました。
きれいに納めることばかり考えがちですが、生活にとってはそれが逆に押し付けがましくなることを学びました。

設計はお施主様の要望がスタートですが、私たちはそれ以上の美しさや構成や空間の新しさ、面白さを求めていることも事実です。
しかし、今回の賞はクライアントのライフスタイルにどう合っているかということが最終的に評価されたという点でとても良かったと思います。
(正式な審査状況の詳細は後日発売予定のブックを読んでください。)

それにしてもいい体験でした。
有名建築についてもあれは良かった悪かったという審査員同士の雑談も刺激的でしたし、事務所運営の話とか失敗談とか、もう建築馬鹿にはたまりません。

審査後に審査員のひとりが全応募作品のファイルを見て、「あれこれ残ってないの?」と言ったので、のぞいてみるとうちの作品で「あ、それ僕のです」「あ〜、そうだったねえ…」という会話がありました。
きっと、とぼけたふりして二日間同行した労いの社交辞令だったと思いますが、落選者には少し救われるひと言です。

写真は懇親会の様子。
審査員以外にも応募者の服部信康さん、谷尻誠さんなどもいらっしゃって豪華な面々です。
今回の議論を一過性のイベントに終わらせず、東海圏の若手建築家たちともに考え続けたいと思います。

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posted by moroe at 20:15| Comment(0) | 日記

2015年07月12日

羽島の住宅 box in box

「羽島の住宅」は内部の箱の組み立てができ、box in boxの構成が見えてきました。
工期はまだ3ヶ月以上あるのにすでに塗装色も決めて順調な進み具合です。

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posted by moroe at 01:08| Comment(0) | 日記